我が国は、四方を海に囲まれた世界に誇れる美しい島国でありました。 しかしながら、現在は海岸浸食や流木被害、高潮の被害等による問題が深刻化しております。そこで、私たちは特定非営利活動法人(NPO法人)海辺を考えるしおさい21と協働し、海岸についての指標の設定や、海岸の健全度の判定、海岸環境保全を目的とした新技術の開発研究、新開発の海洋構造物の解析研究を行い、安全かつ健康的な海岸の回復をめざし、また海岸環境の保全に関聨した新技術や海岸の活用方法について評価、研究に取り組んでおります。
「特定非営利活動法人(NPO法人)海辺を考えるしおさい21」は、株式会社ヒラテ技研静岡事業部がある静岡市清水区の東海大学海洋学部を活動拠点とし、地元市民からの海岸環境について相談が基となり、2005年6月に東海大学、株式会社ヒラテ技研などを中心とし設立された研究機関です。株式会社ヒラテ技研の機械、建築、システム等の技術を活かし、この活動を通じて産学官のイノベーションの活性化、その地域住む人々やその経験からの知恵や声などのナレッジを有効に整理し融合させ新しい技術を見出すべく活動を行い、地球環境問題について貢献することを目指しています。
近年の地球環境(大気、地上)の悪化は、海洋環境にも影響が発生しています。現在、世界的に議論されている地球温暖化対策は、陸上のバイオマスエネルギー等の利活用による二酸化炭素の排出削減を主としたものが殆どです。
そこで、私たちは、広大な面積を占める海洋の未利用エネルギーを有効に活用した発電等による二酸化炭素削減に寄与できるシステムの研究・開発に取り組んでいます。また、地球温暖化に伴う海流の流れの変化、海水温の上昇御よって、海洋汚染、特に湾内での水質悪化が顕著となる現象が発生しています。
そこで、閉鎖海域における水質浄化をテーマとした新技術の開発研究、新開発の海洋構造物の解析研究を水槽実験および実海域での実証試験の実施に取り組んでおります。
さらには、世界的な海洋資源の保護と言う側面から、鯨、マグロの漁獲量制限、最近では、ヨーロッパからのウナギの稚魚の輸出制限と言う魚好きの日本人にとっては、辛い状況が起こっております。
この点についても、今後、海洋牧場実現のためのシステムの研究・開発を目指します。
