04

建築士

2018年入社

想いが形になり残り続ける仕事

  1. 01

    現在の仕事を目指すきっかけとなった
    東日本大震災

    現在の仕事を目指そうと思ったきっかけは、中学二年生の時に経験した東日本大震災です。建物が消えた街並みの映像を見て、何らかの形で復興に関わりたいという思いが生まれました。
    進学先として高校は建築学科を、専門学校では建築士専攻を選びました。高校では建築史、法規、構造、施工の座学に加え、鉄鋼の応力のひずみ度曲線のプロットを行う授業や鉄鋼の溶接、コンクリートの水セメント比を変えての強度比較など構造分野を重点的に学びました。専門学校では、二級建築士の合格を目標にひたすら座学に励んでいました。
    ヒラテ技研を選んだ理由は、大手以外の設計事務所は意匠のみをやっていることが多いですが、ヒラテ技研は意匠と構造の両方を担当している点が珍しいと感じ、興味を抱いたからです。

  2. 02

    完成における過程にやりがいを感じる

    一つ一つの建物において条件は千差万別です。際を攻めすぎれば、想定をほんの少し超えただけで建物が壊れてしまうこともあります。だからといって余裕を見込みすぎると、要塞のような建物が出来上がります。そうなるとコストもかかってしまうため、バランスを意識しながら着地点を探っていくこの作業にやりがいを感じます。また、計算はあくまで現実に近い理想モデルで行うため、現実には作ることができないものでもモデル化できてしまいます。そこで、図面を描き、どのような形であれば作れるようになるかを顧客担当者と相談しながら決めていく過程も面白さの一つだと考えています。

  3. 03

    幅広い知識を身に付ける地道な努力

    専門学生の頃は、漠然と材料力学のCMoQの計算をマスターすれば大丈夫という程度に考えていたため、これほどたくさんの専門書や計算に囲まれるとは思っていませんでした。もちろん、建築士の受験対策として、浅く広くの知識はあったのですが、やはり全体からするとそれはほんの一部です。覚えるのは大変ですが、自分なりに工夫しながらそれぞれの計算式の意味を一つ一つ地道に理解しています。
    また、私が入社した頃は建築部署において3DCADの黎明期でした。2DCADとは操作が異なり、線を引いて部材を表現するわけではないため、触る人たちの間で様々な会議をしながらヒラテとしてのルールが作られていく過程を経験できたことはとても勉強になりました。

  4. 04

    知識豊富なその道のプロから学び、
    成長していく

    ヒラテ技研のように、構造設計を行っている事務所で15人中10人が計算業務に携わっているところはなかなか無いのではないでしょうか。さらに、現在はベトナムの会社との連携やミャンマーでの鉄筋コンクリート物件の構造計算等、日本国内だけに限らずアジア圏の国と関わり始めています。ヒラテ技研の建築部門は他社にはない特徴がたくさんあります。
    また、先輩・上司の方々の知識量が多く、相談や質問をすると資料などを交えて教えてもらえるのでとても分かりやすいです。このように、ヒラテ技研では知識豊富な社員が丁寧に指導してくれます。素人だった私でも、現在30,000㎡規模の物件を担当するほどに成長できました。積極的に学びの姿勢を持ち、一緒に成長していきましょう!