2022年10月14日(金)にキャリアアップ活動を実施しました。

第4システム開発室で実施したキャリアアップ活動について紹介します。

「提案できる技術者になるために~要求分析力・要件定義力の強化~」というテーマで実施しているキャリアアップ活動は今回が第2回目となります。
大体、月に2回ずつの実施で今後も第3回、4回と続けて実施していきます。

活動の目的は“精度の高い要求分析・要件定義ができる=「提案できる」技術者になる”こと。
室のメンバー全員が同じ目的を持って取り組んでいます。

今回の活動の流れはこのようになっています。

①事前説明

②課題発表:自己紹介 3名

③課題発表:トレンド予想 3名
→現在の業務の変遷から将来のトレンドを予測 自分は何をしなければならないのか調べる
・RPA(Robotic Process Automation)
・マテハン業界
・自動車業界

④課題発表:課題図書を読んで得た気づき グループワーク
→課題図書「ずっと受けたかった要求分析の基礎研修」~P.41

⑤課題発表:課題図書を読んで得た気づき 全体発表 4名

⑥講義:設備投資の基礎
・費用対効果の考え方
・費用対効果算出に関わる基礎知識(減価償却費、時間価値 など)

⑦次回課題説明
・費用対効果の算出課題について

 

参加者の感想です。
要求分析・要件定義の工程(※1)はあまり経験の無い上流工程であり“難易度の高い工程である”というイメージを持っていました。
しかし、課題図書を読むことで普段行っているお客様とのミーティングや方針の擦り合わせなども要求分析・要件定義の工程の一つであるという
気付きを得る
ことができました。今回の活動を通して、要求分析・要件定義の工程に対して感じていたハードルの高さというのが少し下がったような
気がします。他の発表者の発表からも同様の意識の変化はキャリアアップ活動の参加者全体で同じように起きていると思いました。」

 

キャリアアップ活動を通して、受け身となる講義だけでなく、スキル(使用する技術や、普段対応している工程)が異なる社員が集まり、それぞれが考え、
気付きや経験を共有しながら活動すること
で、要求分析・要件定義に関する知識・基礎能力の向上の他、視野・視座・視点を広くするという面からも
提案力・対応力といった、時代の流れから求められている能力の向上を図ることが出来ています。

ヒラテ技研ではひとりひとりが“自ら気づき、自ら考え、自ら行動”できる技術者を目指し、成長することができる環境が整っています。
日々変化する世の中の流れに遅れることなく、これからも前進し続けます!

 

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※1)
要求分析とは…システムやソフトウェアの開発の初期段階。利用者がそのシステムに何を求めているのかを明確にしていく工程のこと。
要件定義とは…明確化された利用者の要求を元に、システムやソフトウェアに実装すべき機能や満たすべき性能などを決定する工程のこと。
いずれもシステム開発をおこなう工程の中でも上流工程の一部で、実際の開発・実装作業を始める前に行なう作業です。

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