第3電子設計室がPython言語の教育を実施しました。

10月28日(金)に第3電子設計室でPython言語の第6回勉強会を実施しました。
今回の勉強会は電気・電子系技術者のソフトウェア知識向上を目指した勉強会です。

Pythonとは・・・プログラミング言語のひとつ。データ分析やAI開発などに使われています。

 

なぜ電気・電子系技術者がソフトウェアに関する知識を取得する必要があるのかと不思議に思った方もいらっしゃるかと思います。
自動車業界の新たな潮流を示す「CASE」「MaaS」への対応により、自動車開発に占めるソフトウェアの割合は増加しています。
弊社も今後、更に自動車業界で活躍をしていくためには時代の流れをいち早く読み取り、積極的に知識を身につけていくことが必要不可欠となります。
また、開発コスト低減手段としてもソフトウェア知識の必要性は増しています。電気・電子系技術者もソフトウェア知識を身につけ、
電気・電子&組込みソフトのマルチプレイヤーとして活躍することを目指しています。

CASEとは・・・Connected(コネクティッド)、Autonomous/Automated(自動化)、Shared(シェアリング)、Electric(電動化)の
        頭文字を取ったもの。詳しくはこちら(トヨタ自動車株式会社 公式HPより

Maasとは・・・Mobility as a Serviceの頭文字を取ったもの。バス、電車、タクシーなど、あらゆる公共交通機関を、ITを用いて結びつけることで
        人々が効率よく、かつ便利に使えるようにするシステムのことを指します。

 

第1回~第5回までの学習内容はこのような感じです。

・画面出力、コメント、変数、数値計算、文字列操作、入力、型変換
・データ構造(リスト、辞書型、タプル、集合型)
・条件分岐(if文、else文、elif文、if文ネスト、論理演算子、in演算子)
・繰り返し(while文、for文、break文、continue文)
・関数、変数のスコープ、例外処理

そして今回の学習内容はこちら。

・組込み関数(講義+確認問題)
Pythonで使える部品について、組込み関数について、ファイルの入出力、ファイルの書き込み、
with文について、ファイルの読み込み
・標準ライブラリ(講義+確認問題)
・外部ライブラリ(講義+確認問題)
・次回までの課題説明

勉強会の資料を作成しているのはもちろんヒラテ技研の社員です!

一方的な講義をおこなうだけでなく、確認問題を用いて知識の定着を図ります。

次回までの課題ということでもう一度自分で考え、解くことで理解を深めます。

 

勉強会を実施した社員の感想です。
「Excel VBA の経験はあっても、本格的なプログラミング経験やPython経験は無く、初歩からとは言え
90分×全7回の講義だけでは理解を深めることは難しいです。講義後に復習をしながら課題を解くことで理解を深めています。
また、講義内容のみでは解けない少し難易度の高いチャレンジ課題も解くことで、自分で調べ試行錯誤することを意識しています。
初歩をしっかりと身につけると共に、勉強会以外でも学習を継続するきっかけとなっています。
勉強会後も実際の業務で活用できるレベルまで向上を図ります。」

 

ただ勉強会を開催し、業務に必要な知識を身につけるだけではなく、
これから先、必要になる知識や技術が何なのか、自ら気づき、考え、行動し、身につけていく。
ヒラテ技研にはそんな“常に成長し続ける技術者”が数多く存在しています。

ぜひあなたも私たちと一緒に成長していきませんか?

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