2023年5月25日 リサイクルシステム技術部会の討論企画に参加しました。
コンサルティング活動の一環として
弊社エコエネルギー研究所・杉山が廃棄物資源循環学会に参加しました。
本学会は循環型の形成と廃棄物問題の解決を目指し、
事業者・研究・行政等あらゆる分野の有識者が議論を交わします。
討論企画では弊社・杉山を含めた4人のパネリストが下記の論点でディスカッションを行いました。
論点１：廃プラスチックのエネルギー利用の課題
論点２：廃プラスチックのエネルギー回収はリサイクルとは見なされないことへの対応
論点３：パルプやセメント産業など、エネルギー多消費産業のエネルギー確保の課題
ボイラーの化石燃料の代替物として
RPF（紙くずや廃プラスチックなどを原料とした固形燃料）が用いられていますが、
本来はマテリアルリサイクルすべき高品質な廃プラスチックもRPFとして利用されていることが
課題として挙げられました。
今後脱炭素社会を実現するための手法として、
廃プラスチックを品質ごとにリサイクルする方法の模索が必要です。
▼議論の様子（写真 右端＝弊社・杉山）
パネリストとして参加した弊社・杉山の感想がこちらです。
「今後10年の脱炭素の方向性において重要なボイラー燃料の代替物に関して
議論をすることが出来ました。様々な分野の方がそれぞれの立場で今後の展望について率直に議論することができ、
有効な方向性が示せたと思います。」
弊社では環境やエネルギーのコンサルティング活動に力を入れています。
弊社コンサルティング業務にご興味のある方はぜひお問合せフォーム、またはお電話にてご連絡ください。