社内の教育を行っている社員が、大学で講師も務めています!

ヒラテの特長の1つは充実した教育です!

新入社員研修や室別研修をはじめとしたエンジニア目線のエンジニアの為の教育
技術力・人間力を追求するヒラテ技研の真骨頂です☆彡

高い教育レベルは、設計者として卓越した技術を持つ指導者があってこそ!!
指導者の中には、社外の教育機関で教育活動をしている社員がいるんです!
今回は、大学で講師の活動を行っているヒラテの社員に教育について話を聞きました!


話を聞いた社員:
第3製品設計室・小池
2000年、ヒラテ技研に入社。プラント設計エンジニアとして活躍し、現在製品設計室で室長を務める。
社内の機械製図の勉強会講師といった教育活動のほか、他社での新人教育の一環として機械製図の基礎教育を実施。
2021年より大同大学にて機械製図の必修授業の講師を担当している。これまでに大同大学で指導した学生は延べ390人。
仕事や教育で大切にしていることは「傾聴力」。
エンジニアとしての自身の経験を活かし、社内外の教育活動にあたっている。

 


ライター:
「小池さんは大学で機械製図の先生をされているとか!

授業の概要を教えてください!」

小池:
「大同大学にて週1で組まれている工学部 機械システム工学科 1年生を対象にした全15回の必修の講義を行っています。
高校の授業で勉強していた学生や機械製図未経験の学生が、授業を通じてJIS機械製図を学び、簡単な部品図の作成ができるレベルまで到達することを目標としています。」
ライター:
「必修講義なのですね!それは学生に与える影響も大きそうです。

大学の先生は授業の為にどんなことをするのですか?」

小池:
「授業の時間に現場で講師を務めるのはもちろんですが、

使用する技術資料の準備やシナリオ作りは入念に行っています。
シラバスの作成から教科書などの教材手配も講師自身が行っているんですよ。」

ライター:
「へぇ!シラバスづくりもされているんですね!

ヒラテ技研の新入社員研修も大学の授業のように体系的にシラバスが組まれていますが、
講師の思いが詰まった教育ですよね。

小池さんは先日相手を想う気持ち』と題して授業をされたと聞きましたが本当ですか?!
機械製図の内容とは一見かけ離れた内容にも思えます…。
これはどういう意図ですか??」
小池:
「はい、本当ですよ(笑)
授業のメインは機械製図という手段についてなのですが、
機械製図って何のために、誰の為にされるかというと「お客様」の要望を叶える為なんですよね。
設計者は常々お客様の要望を叶えるために設計図を書いているわけです。
だから製図の作業1つとっても、その作業の先にあるお客様のことを考えることがとっても大事なんです。
授業では学生の皆様に、製図の知識習得にとどまることなく、
もっと広い視点でお客様の要望実現について学んでいただきたく
相手を想う気持ち』を忘れないでほしい、というメッセージを送りました。
ライター:
「なるほど!!『相手を想う気持ち』ですか。
設計も、営業も、企画も、製造も…お客様の要望を叶える仕事ですよね。

仕事をする意味も考える、面白そうな講義です!
機械製図に必要な実践的な実習も充実していると聞きましたが、どんな実習なんですか?
小池:
「手書き製図実習のことですね。

実際の設計業務ではCADを使用した製図ですので手書きではないのですが、
実は製図の基礎知識を身に付けるには手書き製図がとても大事。
大同大学の実習では近年少なくなっているドラフター(角度を調節して線を描くときに使う器具)を使用した本格的な内容です。
演習形式で学生の皆さんに製図してもらい、私が出来をチェックします。」

▼製図板
高さや傾斜角度を調整でき、楽な姿勢で手書きの作図ができるよう設計されています。
▼ドラフター
定規を2本取り付け、定規間の角度を調整することが出来ます。

 

ライター:
「製図は空間認識能力の高さが求められそう…。私は苦手だなあ(^^;

学生さんには手書き演習でどんなことをアドバイスしていますか?」

小池:
「手先の器用さは多少問題にはなりますが、

それよりも作った図面が相手にとって見やすいかを重視するように
アドバイスしています。
製図では線の太さやメモの入れ方に相手への気遣いを表現するんですよ。」

 

▼製図課題のチェックをしている様子

ライター:
「ここでも『相手を想う気持ち』ですね!

最後にこうした社外での教育活動を通じて、ヒラテ技研での教育にどのように
活かしているのか、小池さんの思いをお伺いできますか?」

小池:
製図実習の課題チェックの作業は、学生それぞれの強みをつかんだうえで、
各々の成長を促進できるように指導しています。
その経験を活かし社内の教育活動でも、因数分解をして弱点を見える化し
1人1人にあった解決法や勉強を教えることで成長を促しています。」

 


ヒラテの教育プログラムは、
経験豊富なエンジニアが未来のエンジニアの為に綿密に計画して作った技術力の結晶。

大学の講師を務めるヒラテ社員が社内の教育にあたっているぐらいですから、
教育レベルの高さはお墨付き!

エンジニアとしてキャリアを歩みたいのであれば、
会社の教育環境は大変重要ですので、就活中の学生さんはぜひ会社選びにおいて
教育制度もぜひ軸にしてみてくださいね☆彡


ヒラテ技研の教育について詳しくはこちらをご覧ください!