2024年8月1日(木)、タイから6名の新入社員が来日しました!
来日前の4か月間、タイ現地で日本語能力を中心にスキルを高めてきました。
日本語のほか、ビジネスマナー、MOS(Microsoft Office Specialist)、数学、AIなどの基礎知識も身に付けてきました。
来日後は、9月中旬まで名古屋本社で研修を受け、その後は各配属先で活躍できるよう、タイで培った日本語能力を活かし、より実践的な研修に励みます。
主な研修内容は、設計業務の基礎となる数学やVBA、日本企業で働く上で必要なビジネスマナー、そして職場で良好な人間関係を築く方法です。
研修の様子
数学の研修初日には、会長の平手が直接指導する場面もありました。
タイ人にとって分かりにくく、間違えやすい問題を分析し、それを中心に練習しました。
数学の専門用語は難しく、問題の理解に苦戦している様子も見られましたが、全員一生懸命頑張っていました。
社外施設(日に新た館・トヨタ産業技術記念館)を見学しました
タイの新卒社員研修の一環として、社外施設の見学を行いました。
今年は国内の新卒社員と同様に、「日に新た館」「トヨタ産業技術記念館」の2か所の施設を訪問しました。
見学後は、いずれかの施設を選び、自身で決めたテーマに基づいた内容をまとめ、後日発表会を実施しました。
日に新た館の見学
9月6日(金)に日に新た館を訪問しました。
その日は、6名の新卒社員に加えて、インターン生も一緒に参加し、物流産業機械について学習しました。
全員が真剣に説明を聞き、積極的に質問している様子が見られました。
また、実際にパソコンで荷物を呼び出したり、ピッキングシステムを体験した社員もおり、社員からは
「業務と関連している部分が多く、今後の業務を具体的にイメージできて良かった。」
という声があがっていました。
トヨタ産業技術記念館
9月10日(火)には、トヨタ産業技術記念館を訪問しました。
タイ現地の研修でもトヨタ工場の自動車組み立てラインを見学しましたが、今回はトヨタ産業技術記念館の繊維機械館・自動車館を訪れ、トヨタの歴史や技術の進化についてじっくりと学びました。
また、鋳造・切削・鍛造の実演を見学し、一人の社員がフライス盤のハンドルを回して切削を体験する場面もありました。
今回の見学を通じて、技術的な知識だけでなく、エンジニアとしての心得も学び取ることができたようです。
見学後の報告では、
「エンジニアとして、ユーザーの視点に立ち、使いやすく満足度の高い製品を提供することを心がけたいです。」
「一番の気づきは、努力の大切さです。技術者として常に自己研鑽を続ければ、豊田さんのように、成功できると思います。」
などの意見が上がりました。
見学レポート報告会
9月11日(水)に見学レポートの報告会を実施しました。
タイ新卒社員の6名が取り組んだテーマは以下の通りです。
・ステータスダッシュボード
・自動システムの導入による倉庫管理の効率化
・コンベヤの種類について
・トヨタの安全技術/非接触給電システム(HID)技術とその応用
・倉庫内の無駄をなくす技術
発表も質疑応答も全て日本語で行われ、社員にとって少し難しかったようですが、無事に進められました。
短時間の準備にもかかわらず、全員が自分の言葉で一生懸命伝えようと努力していた様子が伺えました。
☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡
ヒラテ技研では、教育に力を入れており「教育のヒラテ」として新入社員教育だけではなくリーダー研修や管理職研修、自己啓発支援を目的とした資格取得制度まで、様々な教育制度を整えています。
社員の技術力の成長に力を入れています。
教育制度についてはこちら!