昨年11月某日、地域貢献活動の一環として、佐賀大学にて出張講義を実施しました。

3年生向けの業界研究授業の一コマとなっており、80名ほどの学生が履修しています。
理工学部の情報系コースから経済学部などの文系の学生まで、分野を問わず幅広く参加する「情報技術者キャリアデザイン」の講義になります。

当社による佐賀大学での講義は今回が2度目となり、学生の業界研究(特にIT分野)に役立ててもらうことを目的としています。
今回の講義では、当社のシステム部門の管理職が登壇し、IT業界について様々な角度から現場の目線でお伝えさせていただきました。

 

講義内容

①IT業界とは?
ソフトウェア、ハードウェア、情報処理サービス、通信インフラ、インターネット・Webと5つの分類に分け、それぞれ有名な会社を例に説明

②ITエンジニアとは?
開発系、インフラ系、管理・コンサル系、データサイエンス系など、それぞれの項目に分け説明

③2025年の崖とは?
昨今、話題となっている『DX』。その中でも知っておいた方がよい「2025年の崖」を紹介

④IT業界の今後の見通し
DX化が加速する中、国としてIT分野にどう取り組むのか
IT人材を育むためのスキルアップ教育・リスキリング

⑤仕事に必要な能力等56項目
56項目の能力に対する需要が高まっていること
就活アドバイスを兼ねて社会人に必要なスキルを紹介

⑥ヒラテ技研の紹介/福岡事務所増床・リニューアル/仕事体験のご案内
企業研究を兼ねて簡単に会社の紹介を実施
11月に福岡事務所が増床×リニューアルしたため簡単に紹介
アプリ開発の1DAY仕事体験を紹介

 

今回も多くの学生の皆さんに参加いただきましたが、非常に興味を持っていただいたようで、積極的にメモを取るなどして真剣に講義内容に聞き入っていました。
以下に、学生の皆さんからの感想について、講義レポートから一部抜粋したものをご紹介します。

 

講義の感想

・人間力もこれから大切になってくるとわかったので問題発見力、客観視などは学校で勉強するだけでは身に付かないので普段の生活から身につけていきたいと思った。そのためにも様々な見方でまわりをみたり、多くの経験をしたりしたいと思った。
・今の自分に身についているものもあったがまだ身に付けられていないものが多くあった。身についているものはこれからより一層磨きをかけ、身に付けられていないものは今継続して行っている資格取得ための学習やこれから計画している就職活動を通じて身に付けて行こうと思う。
・自分の強み、好きなこと、譲れないものを今一度考えなおす。今自分に備わっている能力と、これからつけるべき能力、活かせる職業などを見つけたい。
・2025年の崖での人材不足は多くの企業から内定を貰える可能性があるとも考えられるが、選ぶ必要があるとも言えるのでよく自分のことについて考え、合う企業を調べる。

 

まだ社会に出る前の学生の皆さんにとっては、リアルな現場で働く社員の話を聞くことで、新しい発見があったり、また視野が広がったのではないかと思います。
今回の講義が、学生の皆さんの業界研究や就職活動の参考になれば、当社としても非常にうれしく思います。

 


■大学関係者の皆様へ
ヒラテ技研では大学のキャリアデザインや業界研究に関する授業を実施しています
普段の学校生活の中だけでは、なかなかわからない企業の中のこと、社会のことなどについて、講義形式でお伝えすることも可能となっておりますので、お気軽にお問い合わせください。
大学関係者の方向けの問い合わせ窓口はこちら

 

■学生のみなさんへ
ヒラテ技研では、分野ごとに1DAY仕事体験を各拠点で実施しています。
興味のある方は、マイナビ2027からご応募ください。今年7月より随時実施させていただきます。