第1建築設計室にてBIM意匠勉強会を実施しました。

今回は第1建築設計室で実施された勉強会について紹介します。

 

BIMについては以前、こちらの記事でもお伝えしましたが、念のためもう一度おさらいです。

BIMとは・・・Building Information Modelingの略称。
建築物をコンピューター上の3D空間で構築、企画・設計・施工・維持管理に関する情報を一元化して活用する手法のこと。

一元化した情報を活用、共有、管理することで、建築物の品質や性能を向上させ、業務効率の改善を望むことができます。
そのため、建築業界でのBIMの活用はなくてはならないものとなりつつあります。

 

第1建築設計室では昨年から継続して、月に1回のBIM勉強会を実施しています。
主に、現状のBIM業務の進捗と引合物件の共有、メンバー間のBIM技術の共有を目的としています。

現在、ヒラテ技研の建築設計室メンバーは静岡事務所と東京事務所にて勤務しており、
勉強会を実施する際には、2拠点を繋いでリモートで実施しています。
東京事務所のみなさんと画面の向こうの静岡事務所のみなさん。

 

ここから今回の勉強会の内容について紹介します。

1.業務確認
・BIM工程表による業務の進捗と引合報告

2.各社改善要望まとめ
・法チェック平面図のビューテンプレートについて
・断面図の注釈カテゴリ内の吹き出しについて
・ドアローダー作成時の枠の形状について
・ドアの区画部ハッチングについて
・設計概要書の容積率不算入部分について
「ふむふむ・・・なるほど・・・」という声が聞こえてきそうな1枚。

 

3.BIM関係情報共有
・客先BIMの現状の取組共有
・外部仕上について
・建具作成時の部分切断領域について
・改訂後のファミリ依頼フローについて
・意匠業務の改善について

4.DR(担当している物件の紹介や共有)
【某工場】
・物件概要紹介
・胴縁・外構モデルについて

5.ツール機能紹介
集計表の出力方法
・集計表を出力して、エクセル上で確認することができる。
説明に真剣に耳を傾ける静岡事務所のみなさん。

 

勉強会を実施した社員の感想です。
「月1回開催している意匠BIM勉強会ですが、昨年から継続実施しており、前年度から内容もリニューアルし、
今年はより実践的な内容で取り組んでいます。特に今年から取り入れた物件紹介では、
各メンバーが仕事で扱った物件を紹介し合う事で、BIM知識向上と同時に建築設計知識も高めることが出来たと感じています。
また、ツール紹介は今年から実施していますが、ツール使用者によって使用方法が偏りがちだったので、
個々の操作手順や理解を共有し合う事で業務効率に繋げられたと思います。
来年も継続して意匠BIM勉強会を実施し、メンバーの建築設計とBIMのスキル向上に繋げていきたいです。」

 

勉強会では、若手メンバーも含め各メンバーが積極的に発言し、
知識共有や改善提案などの意見を出し合えているので非常に活気があります!
「この提案についてどうですか?」「あれは?」「これは?」ワイワイガヤガヤ。
頭を抱える若手社員(奥)と余裕と貫録を見せるリーダー(手前)。


ヒラテ技研では各室ごとに業務に必要な知識や最新の技術に関する勉強会を積極的におこなっています!
いつでも時代の最先端を行くために、日々学ぶことを怠りません!

 

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